掛け算の順序問題(新版)

2025/9/14()
掛け算の順序問題(新版)
 
(multiplication)
 
■ 掛け算の順序問題
▼ 序章
掛け算に順序はありません
3 × 2 = 2 × 3 = 3 + 3 = 2 + 2 + 2です
 
▼ 掛け順があると勘違いする仕組み
1個5円の飴を3個買うと合計いくら」と
1個3円の飴を5個買うと合計いくら」は違う問題です
違う問題の式の意味が違うの当たり前です
その答えが偶然一致することもあります
前者は「5円/個 × 3個 = 15円」
後者は「3円/個 × 5個 = 15円」
となり答えは一致しますが式の意味は違います
 
これは違う問題の式は違う意味になる説明であって
掛け算に順序があるという説明にはなっていませんが
これを掛け順ありと勘違いしているだけです
 
前者は「5円/個 × 3個 = 15円」「3個 × 5円/個 = 15円」
後者は「3円/個 × 5個 = 15円」「3個 × 5円/個 = 15円」
と掛け算の順序を変えても意味は変わらないからです
 
▼ 掛け算の順序は同じ問題で考えなければならない
1個5円の飴を3個買うと合計いくら」のみで考えなければならない
式は
5円/個 × 3個 = 15円」「3個 × 5円/個 = 15円」となり
掛け算の順序を変えても意味も答えも変わりません
つまり掛け算に順序はありません
 
 
■ おまけ
▼ 疑問
かけ順を主張する人は
1個分×何個分と定義しても
何個分×1個分と定義しても
かまわないということがなぜ理解できないのか
 
片方は定義してはいけないと思い込んでいる
原因は何だろう
 

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