電磁気学(簡易版) (3回目)
2026/8/29(土)
電磁気学(簡易版) (3回目)
■ 静電場
▼ 定義
ナブラ∇ = (∂/∂x, ∂/∂y, ∂/∂z) , ラプラシアン∇・∇ = ∇2 = Δ
gradφ = ∇f , divE = ∇・E , rotE = ∇×E
dS = ndS(n:面Sの法線ベクトル), S = ∂V(体積Vの表面積), s = ∂S(Sの周長)
ρ :電荷密度[C/m3](∫V ρ dV = Q:電荷[C])
ε0:真空中の誘電率[F/m](ε:誘電率)
φ :静電ポテンシャル[V] = [J/C]
E :電場[N/C]
D :電束密度[C/m2](∫S D・dS = Q:電荷[C])
r :原点からの距離[m]
B :磁束密度[T] = [Wb/m2] = [Vs/m2] = [N/(A・m)](∫s B・ds = μ0I)
Φ :磁束[Wb](∫S B・dS = Φ)
H :磁場[A/m] = [N/Wb]
j :電流密度[A/m2](∫S j・dS = I:電流[A])
μ0:真空中の透磁率[N/A2](μ:透磁率)
q :電荷[C]
v :電荷qの速度[m/s]
▼ 前回の法則
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divD = ρ … (ガウスの法則)
rotE = 0 … (渦なしの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
H = I/(2πr) … (アンペールの法則)
rotH = j … (アンペールの法則)
rotB = μ0j … (アンペールの法則)
F = qv×B … (ローレンツ力)
▼ レンツの法則(磁力線の数の変化で電流が生じる)
φ:起電力(V)
Φ:磁束(Wb)
qE = F = qv×B より
E = v×B
この式を
電場中の1巻きの長さsのコイルの
微小長さをdsとして積分すると
∫s E・ds = ∫s (v×B)・ds
またφは静電ポテンシャルなので電場を積分して
φ = ∫s E・ds
より
φ = ∫s (v×B)・ds
また磁束密度Bが面積Sを貫く磁束は
Φ = ∫S B・dS
固定されたコイルを貫く磁力線の数が変化する事を
変化しない磁力線中をコイルが移動する事で
磁力線の数が変化すると考えると
時間dtにコイルの微小部分dsが移動した距離はvdtで
vdt×ds はdsがvdtだけズレた部分の面積で
方向はこの面の法線となっている
B・(vdt×ds)はこの面を貫く磁力線の数になる
ここでvを上,dsを右とすると(vdt×ds)は奥になる
のでBは奥とする
(磁力線の変化を防ぐ方向に電流が流れるのでBが奥なら
右手の法則に逆らって電流は右つまりds方向に流れる)
(B×v)は右になるのでdsの方向と一致するので
符号に注意して
B・(vdt×ds) = B・(v×ds)dt = dt(B×v)・ds = -dt(v×B)・ds
微小時間での磁束の変化の総数は
dΦ = ∫s -dt(v×B)・ds = -dt∫s (v×B)・ds
dΦ/dt = -∫s (v×B)・ds = -∫s E・ds = -φ これに
Φ = ∫S B・dS , φ = ∫s E・ds
を代入すると
∫s E・ds = -(d/dt)∫S B・dS
ストークスの定理より
∫∂S E・ds = ∫S rotE・dS = -(d/dt)∫S B・dS = -∫S (∂B/∂t)・dS
より
rotE = -∂B/∂t
rotE +∂B/∂t = 0 … ファラデーの誘導法則
▼ アンペール・マクスウェルの法則
divD = ρ
電流は電荷密度が増える方から減る方向に湧出すので
divj = -∂ρ/∂t = -∂divD/∂t = -div∂D/∂t より
j = -∂D/∂t … (電束電流:電束密度が変化する場合)
rotH = j … (磁場が生じている場合)
よって合計すると
rotH -∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
4. マクスウェルの方程式の基本4式
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divD = ρ … (ガウスの法則)
rotE = 0 … (渦なしの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
rotH = j … (アンペールの法則)
rotB = μ0j … (アンペールの法則)
rotE + ∂B/∂t = 0 … (ファラデーの誘導法則)
rotH - ∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
の式を
D = ε0E
H = B/μ0
で置き換えて減らす
rotH - ∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
(1/μ0)rotB - ε0∂E/∂t = j
rotB - ε0μ0∂E/∂t = μ0j … (アンペール・マクスウェルの法則)
よって
rotE + ∂B/∂t = 0 … (ファラデーの誘導法則)
rotB - ε0μ0∂E/∂t = μ0j … (アンペール・マクスウェルの法則)
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
▼ 特殊相対性理論的電磁気学
A :ベクトルポテンシャル
c :真空中の光速度[m/s]( c = 1/√(ε0μ0) )
Fμν:電磁場テンソル
j :四元電流密度
E = -gradφ - ∂A/∂t
B = rotA
jμ = (j0, j1, j2, j3) = (cρ, j)
Fμν =
|0 Ex/c Ey/c Ez/c|
|-Ex/c 0 Bz -By |
|-Ey/c -Bz 0 Bx |
|-Ez/c By -Bx 0 |
電磁気基本法則
∂ν(∂μAν - ∂νAμ) = μ0jμ
または
∂νFμν = μ0jμ
∂μFνλ + ∂νFλμ + ∂λFμν = 0
▼ 定義
ナブラ∇ = (∂/∂x, ∂/∂y, ∂/∂z) , ラプラシアン∇・∇ = ∇2 = Δ
gradφ = ∇f , divE = ∇・E , rotE = ∇×E
dS = ndS(n:面Sの法線ベクトル), S = ∂V(体積Vの表面積), s = ∂S(Sの周長)
ρ :電荷密度[C/m3](∫V ρ dV = Q:電荷[C])
ε0:真空中の誘電率[F/m](ε:誘電率)
φ :静電ポテンシャル[V] = [J/C]
E :電場[N/C]
D :電束密度[C/m2](∫S D・dS = Q:電荷[C])
r :原点からの距離[m]
B :磁束密度[T] = [Wb/m2] = [Vs/m2] = [N/(A・m)](∫s B・ds = μ0I)
Φ :磁束[Wb](∫S B・dS = Φ)
H :磁場[A/m] = [N/Wb]
j :電流密度[A/m2](∫S j・dS = I:電流[A])
μ0:真空中の透磁率[N/A2](μ:透磁率)
q :電荷[C]
v :電荷qの速度[m/s]
▼ 前回の法則
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divD = ρ … (ガウスの法則)
rotE = 0 … (渦なしの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
H = I/(2πr) … (アンペールの法則)
rotH = j … (アンペールの法則)
rotB = μ0j … (アンペールの法則)
F = qv×B … (ローレンツ力)
▼ レンツの法則(磁力線の数の変化で電流が生じる)
φ:起電力(V)
Φ:磁束(Wb)
qE = F = qv×B より
E = v×B
この式を
電場中の1巻きの長さsのコイルの
微小長さをdsとして積分すると
∫s E・ds = ∫s (v×B)・ds
またφは静電ポテンシャルなので電場を積分して
φ = ∫s E・ds
より
φ = ∫s (v×B)・ds
また磁束密度Bが面積Sを貫く磁束は
Φ = ∫S B・dS
固定されたコイルを貫く磁力線の数が変化する事を
変化しない磁力線中をコイルが移動する事で
磁力線の数が変化すると考えると
時間dtにコイルの微小部分dsが移動した距離はvdtで
vdt×ds はdsがvdtだけズレた部分の面積で
方向はこの面の法線となっている
B・(vdt×ds)はこの面を貫く磁力線の数になる
ここでvを上,dsを右とすると(vdt×ds)は奥になる
のでBは奥とする
(磁力線の変化を防ぐ方向に電流が流れるのでBが奥なら
右手の法則に逆らって電流は右つまりds方向に流れる)
(B×v)は右になるのでdsの方向と一致するので
符号に注意して
B・(vdt×ds) = B・(v×ds)dt = dt(B×v)・ds = -dt(v×B)・ds
微小時間での磁束の変化の総数は
dΦ = ∫s -dt(v×B)・ds = -dt∫s (v×B)・ds
dΦ/dt = -∫s (v×B)・ds = -∫s E・ds = -φ これに
Φ = ∫S B・dS , φ = ∫s E・ds
を代入すると
∫s E・ds = -(d/dt)∫S B・dS
ストークスの定理より
∫∂S E・ds = ∫S rotE・dS = -(d/dt)∫S B・dS = -∫S (∂B/∂t)・dS
より
rotE = -∂B/∂t
rotE +∂B/∂t = 0 … ファラデーの誘導法則
▼ アンペール・マクスウェルの法則
divD = ρ
電流は電荷密度が増える方から減る方向に湧出すので
divj = -∂ρ/∂t = -∂divD/∂t = -div∂D/∂t より
j = -∂D/∂t … (電束電流:電束密度が変化する場合)
rotH = j … (磁場が生じている場合)
よって合計すると
rotH -∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
4. マクスウェルの方程式の基本4式
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divD = ρ … (ガウスの法則)
rotE = 0 … (渦なしの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
rotH = j … (アンペールの法則)
rotB = μ0j … (アンペールの法則)
rotE + ∂B/∂t = 0 … (ファラデーの誘導法則)
rotH - ∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
の式を
D = ε0E
H = B/μ0
で置き換えて減らす
rotH - ∂D/∂t = j … (アンペール・マクスウェルの法則)
(1/μ0)rotB - ε0∂E/∂t = j
rotB - ε0μ0∂E/∂t = μ0j … (アンペール・マクスウェルの法則)
よって
rotE + ∂B/∂t = 0 … (ファラデーの誘導法則)
rotB - ε0μ0∂E/∂t = μ0j … (アンペール・マクスウェルの法則)
divE = ρ/ε0 … (ガウスの法則)
divB = 0 … (湧出しなし)
▼ 特殊相対性理論的電磁気学
A :ベクトルポテンシャル
c :真空中の光速度[m/s]( c = 1/√(ε0μ0) )
Fμν:電磁場テンソル
j :四元電流密度
E = -gradφ - ∂A/∂t
B = rotA
jμ = (j0, j1, j2, j3) = (cρ, j)
Fμν =
|0 Ex/c Ey/c Ez/c|
|-Ex/c 0 Bz -By |
|-Ey/c -Bz 0 Bx |
|-Ez/c By -Bx 0 |
電磁気基本法則
∂ν(∂μAν - ∂νAμ) = μ0jμ
または
∂νFμν = μ0jμ
∂μFνλ + ∂νFλμ + ∂λFμν = 0