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N88-BASICで素数 (3回目)

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2025/1/26(日) N88-BASICで素数 (3回目)   素因数分解   数値や式を因数の積の形にする事を 因数分解といいます 素数のみの因数の積で表す事を 素因数分解と言います   数値 n(2以上の整数)を素因数分解するには   i = 2~[√n]で割れば良く ([a]はガウス記号でaを超えない最大の整数 a>0なら切り捨て、a<0なら切り上げ)   n = 18なら 2 ) 18 3 )  9    3 18 = 2・3・3 = 2・3 2   となります   アルゴリズム (解法?) ① m = [√n] ② i = 2 ③ i > m なら⑥へ ④ q = n / iが   割り切れれば iが素因数, n←q, m = [√n]   割り切れなければ i←i+1 ⑤ ③へ ⑥ nが素因数   単純だが遅い方法がその 1です   2で割り切れなくなれば あとは偶数では割り切れないので 偶数で割ることを省略して処理速度を 上げたのがその 2です   ここまでが前回です   更に 3で割り切れなくなれば3の倍数で割ることを 省略して処理速度を上げたのがその 3   更にその 3と同じ事を効率よくしたのがその4です   今回は 前回と同じ素因数分解を各 2回ずつ実行し その 3と4の処理時間を比較してみました   今回 TIME$を使って時間を表示しています NL-BASIC,VL-BASIC,XL-BASICの 時刻 (DATE$, TIME$)は DATE$ Enter TIME$ Enter システム時刻に戻ります   Enterのみ入力した場合 127 * 524287 * 6700417 を計算するようにしています   VL,NL,XL-BASICとblg~.zip(prime003.bas)は このブログ (以下のリンク)から ダウンロードできます https://ulprojectmail.blogspot.com Readme.txtを読んで遊んで下さい

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (7回目)

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202 5 / 1 /22 (水 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 7 回目 )   途中経過の移動の分離と表示の分離 (hanoi) Cで書く   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/hanoi-3.html ハノイの塔  ( 3 回目 )   ▼   前提 3本(A,B,C)の棒とn枚の円盤(小さい順に1~nとする)がある Aに1~nの円盤が上から順に積まれている   ▼   目標 1~nの円盤全てをCに移動させる   ▼   ルール 小さい円盤の上に大きい円盤は置けない 1度に動かせる円盤は1枚のみ   ▼   定義 A,B,Cの一番上の円盤をpA, pB, pCとし、円盤が無い時は最大値とする 円盤を AからCに移動する事をA->Cと書くことにする   ▼   円盤の移動回数 N(n) = 2 n  - 1   ▼   分離 hより小さい円盤の移動はhの移動からhの移動まで N(h-1) = 2 (h-1)  - 1回続く この塊を別の関数で一括処理することで表示判定を省略できる 更に N(a)を一括処理すると更に速くなる 実際の実装は han007.cを参照して下さい   ■   動作 変数名など内部では A,B,Cを(pole)1,2,3と表現しています   nを入力し 1:A->Cの様に円盤の番号1~n(小~大)と棒A,B,C間の移動を表示する 今回の手順は再帰を使用していません h以上の円盤の移動のみ表示   VL,NL,XL-BASICとdlg~.zip( han 00 7 . c )は このブログ (以下のリンク)から ダウンロードできます https://ulprojectmail.blogspot.com Readme.txtを読んで遊んで下さい  

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (6回目)

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202 5 / 1 / 18 (土 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 6 回目 )   途中経過の移動と表示の分離 (hanoi) Cで書く   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/hanoi-3.html ハノイの塔  ( 3 回目 ) より   ▼   前提 3本(A,B,C)の棒とn枚の円盤(小さい順に1~nとする)がある Aに1~nの円盤が上から順に積まれている   ▼   目標 1~nの円盤全てをCに移動させる   ▼   ルール 小さい円盤の上に大きい円盤は置けない 1度に動かせる円盤は1枚のみ   ▼   定義 A,B,Cの一番上の円盤をpA, pB, pCとし、円盤が無い時は最大値とする 円盤を AからCに移動する事をA->Cと書くことにする   ▼   円盤の移動回数 N(n) = 2 n  - 1   ▼   分離 hより小さい円盤の移動はhの移動からhの移動まで N(h-1) = 2 (h-1)  - 1回続く この塊を別の関数で一括処理することで表示判定を省略できる 実際の実装は han006.cを参照して下さい   ■   動作 変数名など内部では A,B,Cを(pole)1,2,3と表現しています   nを入力し 1:A->Cの様に円盤の番号1~n(小~大)と棒A,B,C間の移動を表示する 今回の手順は再帰を使用していません h以上の円盤の移動のみ表示   VL,NL,XL-BASICとdlg~.zip( han 00 6 . c )は このブログ (以下のリンク)から ダウンロードできます https://ulprojectmail.blogspot.com Readme.txtを読んで遊んで下さい  

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (5回目)

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202 5 / 1 /8 (水 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 5 回目 )   再帰を使用しない手順 (hanoi) Cで書く   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/hanoi-3.html ハノイの塔  ( 3 回目 ) より   ▼   前提 3本(A,B,C)の棒とn枚の円盤(小さい順に1~nとする)がある Aに1~nの円盤が上から順に積まれている   ▼   目標 1~nの円盤全てをCに移動させる   ▼   ルール 小さい円盤の上に大きい円盤は置けない 1度に動かせる円盤は1枚のみ   ▼   定義 A,B,Cの一番上の円盤をpA, pB, pCとし、円盤が無い時は最大値とする 円盤を AからCに移動する事をA->Cと書くことにする   ▼   nの場合 nが奇数の時   A = Aのtop, pB = Bのtop, pC = Cのtop   pAB = A->B, pBC = B->C, pCA = C->A   pBA = B->A, pCB = C->B, pAC = A->C nが偶数の時(A⇔B)   pA = Bのtop, pB = Bのtop, pC = Cのtop   pAB = B->A, pBC = A->C, pCA = C->B   pBA = A->B, pCB = C->A, pAC = B->C と定義する つまり以下偶数の時は (A⇔B)と読み替える   nが偶数の時のみ以下の2行を追加   pBA   pB < pC なら pBC 違うなら pCB   pAC pA ≠ pBの間以下を繰り返す   pA < pB なら pAB 違うなら pBA   pCB   pC < pA なら pCA 違うなら pAC   pBA   pB < pC なら pBC 違うなら pCB   pAC   ■   動作 変数名など内部では A,B,Cを(pole)1,2,3と...

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (4回目)

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    202 5 / 1 / 1 ( 水 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 4 回目 )   再帰を使用した手順 (hanoi) Cで書く   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/hanoi-1.html ハノイの塔   ( 1 回目 ) より   ▼   ルール 3本(A,B,C)の棒とn枚の円盤(小さい順に1~nとする)がある Aに1~nの円盤が上から順に積まれている 小さい円盤の上に大きい円盤は置けない 1度に動かせる円盤は1枚のみ   ▼   目標 1~nの円盤全てをCに移動させる   ▼   Cの一部 #include <stdio.h> static void hanoi1(int n, int h, char p1, char p2, char p3) {     if (n >  1) hanoi1(n - 1, h, p1, p3, p2);     if (n >= h) printf(" %2d:%c->%c", n, p1, p3);     if (n >  1) hanoi1(n - 1, h, p2, p1, p3); } void main(void) {     int n = 3;     int h = 1;       hanoi1(n, h, 'A', 'B', 'C'); }   ▼   nの時の手順 A,B,Cを(pole)p1,p2,p3と表現しています   if (n >  1) hanoi1(n - 1, h, p1, p3, p2); 1~n-1の円盤をA->B (p1->p2)   if (n >= h) printf(" %2d:%c->%c", n, p1, p3); nの円盤をA->C (p1->p3)   if (n...

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (3回目)

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2024/ 12 /29 (日 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 3 回目 )   途中経過表示を省略 (hanoi)   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/n88-basicchanoi-2.html N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 2 回目 ) (前回)   h以上の円盤の移動のみ表示するよう追加変更しました   ■   動作 変数名など内部では A,B,Cを(pole)1,2,3または0,1,2と表現しています   n,hを入力し 1:A->Cの様に円盤の番号1~n(小~大)と棒A,B,C間の移動を表示する 今回の手順は再帰を使用していません h以上の円盤の移動のみ表示     VL,NL,XL-BASICとdlg~.zip( han 00 3 .bas)は このブログ (以下のリンク)から ダウンロードできます https://ulprojectmail.blogspot.com Readme.txtを読んで遊んで下さい

N88-BASIC,Cでハノイの塔 (2回目)

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2024/ 12 / 27 (金 ) N88-BASIC ,C で ハノイの塔  ( 2 回目 )   再帰を使用しない手順 (hanoi)   ■ 前提 ▼ 参照 https://ulprojectmail.blogspot.com/2024/12/hanoi-3.html ハノイの塔   ( 3 回目 ) より   ▼   前提 3本(A,B,C)の棒とn枚の円盤(小さい順に1~nとする)がある Aに1~nの円盤が上から順に積まれている   ▼   目標 1~nの円盤全てをCに移動させる   ▼   ルール 小さい円盤の上に大きい円盤は置けない 1度に動かせる円盤は1枚のみ   ▼   定義 A,B,Cの一番上の円盤をpA, pB, pCとし、円盤が無い時は最大値とする 円盤を AからCに移動する事をA->Cと書くことにする   ▼   nの場合 nが奇数の時   A = Aのtop, pB = Bのtop, pC = Cのtop   pAB = A->B, pBC = B->C, pCA = C->A   pBA = B->A, pCB = C->B, pAC = A->C nが偶数の時(A⇔B)   pA = Bのtop, pB = Bのtop, pC = Cのtop   pAB = B->A, pBC = A->C, pCA = C->B   pBA = A->B, pCB = C->A, pAC = B->C と定義する つまり以下偶数の時は (A⇔B)と読み替える   nが偶数の時のみ以下の2行を追加   pBA   pB < pC なら pBC 違うなら pCB   pAC pA ≠ pBの間以下を繰り返す   pA < pB なら pAB 違うなら pBA   pCB   pC < pA なら pCA 違うなら pAC   pBA   pB < pC なら pBC 違うなら pCB   pAC   ▼   移動回数 N(n) N(n) = 2 n  - 1 回 ...